ビューポートとは、簡単にいえば「のぞき窓」。。。いろんな形の窓から図面を覗いてるって感じかな。
図面の一部を拡大して表示したり、レンダリングしたものを表示したりでプレゼンに使えますね。
プレゼンボード(シートレイヤ)にぺたぺた図面(ビューポート)や写真などを貼り付けていくってかんじですね。
はじめに
VW11より登場したビューポート。
当初ハードユーザーの一部からは、『AutoCadのまねや』『レイヤリンクがあれば、そんなもんいらんのに』『レイヤ/クラスの概念さえ初心者には理解するのが難しいのに、この上、新しい概念を導入してどないするん?』等々の批判もありましたが・・・・(^ー^;
実際のところ一旦使い始めると、あって当然、最早、必須のもんとなりました。ところが、VWのマニュアルの記述がとても小難しく、また、3Dで使用しているユーザを対象にしているせいか、オールドユーザーにとっては近付き難いものになっています。
別に、ビューポートは3Dプレゼン専用のものでも何でもなく、単に、『提出用に図面をまとめるためのもの』と考えるべきです。
画面登録よりは便利
よく似た機能として画面登録がありますが、画面登録よりは良い点。
1、シートレイヤを使うことにより、用紙サイズの制限をうけない。
1つのファイルに A3、A2、A1などの用紙やヨコタテの方向を持たせることができる。
例えば、平面図にA1サイズの分とA3サイズのものを作ったり
指示書みたいに、A4サイズのタテ書きのレイアウトもできる。
2、図面の作成位置をレイアウトを想定して配置しなくてもよい。
3、ビューポートごとに、レイヤの上下の関係を変更することができる。
Vectorworks2008からデザインレイヤにビューポートを配置出来るようになっています。
←Vectorworks2008から12に落とした例
この図面をVectorworks12のユーザーに落として渡した場合は
『NNA_DesignLayerViewport』に変更されます。
この場合、覗き窓が適用されずに全体が表示されてしまいます。注意が必要です。
このファイルを 再び2008以上のVectorworksで開くとちゃんと表示してくれます。
2009から別のファイルをビューポートとして取り込むことができます。
メニュー>ビュー>ビューポートを作成
1.ビューポートを作成画面の『ソースを選択...』
をプレス
2.ビューポートのソース選択画面
外部ファイル を選択
3.すでに参照されていなければ、
新規参照が選ばれます。
4.『選択』ボランを押して、任意のファイルを選択。
平面を元に展開図を描くときに便利。
展開図を描くときに、今までだと展開図ファイルに平面をコピペして
それを回転させたりして描いていたのが、ビューポートを使うことにより
簡単にできるようになります。
ちゃんとスナップしてくれます。
全体平面に別で描いた詳細平面を取り込む。
- HjNkBlKmMNupE -- rixaxxbh?
- すげー -- ミック?
- こんないい機能が加わってたのですか。。。ちょいと食指が動きますねえ〜〜 -- *nora
展開を利用して詳細図を描く。
- 1/20の図面に1/5の部分詳細図を書いた例です。
- 1/20の図面全体をビューポートしたのと、丸の部分をビューポートしたのを貼り付けてます。
- 黒の線と青い波線の丸は1/20の部分に描き込んでます。
- ビューポート枠は青い波線より一回り大きくして線を無しにしてます。
- 赤い線は、注釈というところに描き込んでます。
- ピンクの線はシートレイヤに直接描き込んでます。
- ピンクの寸法線をみるとシートレイヤが1/1であると確認ですますね。
- 画像をクリックすると、大きい画像が見れます。
- ビューポート枠がCtrl+Aでも選択できません。 -- *isi
- おお!そんなこつができるんか〜シフト+コマンドね また賢くなった。っで あちきの所では動くけどね。設定は何になってる?もしかして 移動が。めっちゃ細かいのになってない?スケールとの兼ね合いだね。 -- *JBOY
- 『注釈』を使って書き込みをしました。ナッジ機能を使ったのですが、<shift+comand>で大きく移動するのがこのビューポート注釈内では機能しないようなんですが。 -- *nora
- 久しぶりにビューポートを使って、図面を描いてみようって思った時に、『??』なところが出て来て、ここを尋ねました.助かりました。ありがとうございました。 -- *nora
- ビュ-ポ-トペ-ジの復活完了 -- *babyroom
- 用紙を無視して、一個の平面から書いた展開を、シートレイヤに配置してみました。A1に配置したので、キープランも含めて全部で15くらいのビューポート。なるほど、ビューポートは「画像」なのですね、だからdpiの設定がでてくるんだ〜横向きで書いてた展開のハッチング、あとで向きかえたら治るだろうと思ってたら、そのままの見え方。シートレイヤで回転させても、治らないんですね。でも、今までは最終的にそれぞれをコピーして配置していたので、編集のたびにまたコピーして配置して、てなことがなくなりそうなので、便利です。縮尺も変えられるし、この機能は相当使えそうですね。これからもいろいろ試してみようと思います。ありがとうございました。 -- *saku
- ふむふむ、この通りにやってみましたら、うまくいきました。『2Dの例』のような使い方はよくすると思うのですが、後からもっと詳細に書き込みを加えるっていうこともできるんですね。参考になります、ありがとうございました。 -- *nora
- ビューポートを選択し、右クリック(コンテクストメニュー)からプロパティを表示させて、「プロパティ」または、「背景放射光」ボタンをクリックした際、ダイアログの内容が一部欠如して表示される。
対処方法