2010対応の新規製品は'10.02.15〜発売開始との事。
2010アップデータが出ています。
A&A 天空定規 2009版には不具合があります。 アップデータ
天空率による緩和制度に対応した設計、申請に必要な各種図面を計算、作成するプラグインです。また、三斜求積表もワークシートに表示することができます。
天空定規インストーラをダブルクリックしてインストールする。
ツールメニューから「作業画面」>VW2008天空定規 を 選択
もしくは、『作業画面の設計』でプラグインをメニューに追加
← メニューに追加する方法
プラグインに追加完成図
作図上の注意点
天空定規を使う時に注意しなくてはいけない部分。
プラグインのプログラムの特性上、線を描く順番や方向に気をつけなくてはいけない。
線の起点や終点、図形の前後関係など注意しなくてはいけない。
EX.
真北設定 直線は南から北に向かって描く。
計画建物作成、適合建物作成時の 基準になる線の向き
算定位置が2箇所ある場合は その順番 天空率の計算の時に付く番号の並びが変わる。
三斜を切るときに適合建物か計画建物かを選ぶボタンを間違えない。三斜の算定方式が違う
操作方法
はじめに
- グリッド設定
スナップグリッドをWクリックして、スナップグリッド500mm レファレンスグリッド2000mmに設定
- 図面作成
平面に 敷地、道路、磁北を記入
道路は4M道路とします。
天空定規を使う
- 真北設定
方位の線を選んで、真北設定をします。角度は6.5°とします。
- 作成した3D建物を選んで 天空定規>計画建物設定にする。
計画建物のクラスは 自動的に 「TEN_計画建物」になっている。データパレットで確認してみる。
- 斜線開始線を書く
分かり易いように、緑の線で書きます。
敷地を左手に見るように斜線開始線を作図しなくてはいけません。ついマニュアルを見落としてしまうので要注意!!
『進行方向に向かって左に適合建物を作るように直線を描いてください。』
- 適合建物を作成
※セットバックの時敷地もバックしなくてはいけません。下の分は間違ってます。
斜線開始線と敷地図形(2D)を選んで、適合建物設定を選び、任意の数値を入れOK
適合建物のクラスは 自動的に 「TEN_適合建物」になっている。データパレットで確認してみる。
- 算定位置作成
斜線開始線を選んで 算定位置作成 を実行
- 天空率計算
算定位置(3D基準点)を全て選択してm『天空率計算...』を実行
三斜求積表が出力される。合否が全て○ならOK!
天空図 赤線が計画建物の投影されたもの。
- 天空図三斜計算
天空図の左(適合建物)か、天空図の右(計画建物)を選んで
『天空図三斜計算...』を実行
任意の表の名前を付ける
天空図三斜計算が出力される。
- 通しでの作業を動画で表示
予備知識
磁北から時計回り(東側)に振る方法
真北(しんぼく)
天空率の基礎
適用距離→道路斜線制限
最高限度→建物と北側斜線
適用の基準について
天空率の運用基準の統一
大阪市の仕様
天空率よくある質問
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