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レンダリング Edit

 CADで言うレンダリングとは、線と面の図形情報に彩色情報と光(光源)の情報をミキサーにかけて画像化すること。
 ちなみに RenderWorks では、写真を撮ったように、描いた物体がまるで現実の物のように見えるようになることから、ホトリアリスティクレンダリングと呼んでるそうな。

レンダリング時、画面に光源の図形を隠す設定 Edit

メニュ>Vectorworks>環境設定...>画面タブ>光源図形の表示→表示しない

メッシュモデルのスムースレンダリング Edit

Ver12.5でメッシュモデルのカクカク感がなくなるかをOPEN GLレンダリングで試します。
下図は異なるレンダリングをシートレイヤーに取り出したもので、右は従来通り、左は「折り目角度でメッシュをスムージング」にチェックを入れ、70度に設定したもの。
確かにCGで影が入っていない程度までスム-ズな表現が出来ている。

mesh figure.png

人物モデルは拡張ツール集についている「人物ツール」は使用しておりません。--らくらく研究生 2007-02-16 (金) 20:35:23

benz.png

左図は自動車の部分例です。ボディーのみメッシュ、他は3D多角形で構成されています。
ボディー部分を比較して見てください。こちらでは右側がスムージングされています。

VW-仕上シェイドレンダリングの代用法 Edit

グレーや単色のレンダリングでは形状がはっきりしない場合、稜線を表示させるとわかりやすくなる。
RenderWorksを使わず表現するにはVW-仕上シェイドレンダリングを選ぶと思うが、形状によっては非常に時間を要しデ-タが重い上、よい結果が得られない。別の方法としてOpenGLレンダリングを選んで画像を取出し、新規画面にペースト。

Render-1.png

(図の左)次にVW-陰線処理レンダリングを選び、稜線を取出す。こちらはベクトルデータで稜線内部は透明となる。線の太さを指定、不要な線は削除しレイヤー2を設け同位置へペースト。(図の中央)二重レンダリングの結果が図の右です。VW-仕上シェイドレンダリングより高品位で取出せます。

rinkaku.png

上記のように二重レンダリング表示がVW2008で可能となりました。
1回の操作で済みますが、レンダリング時間は2回行われるので変わらないようです。
輪郭を実線で表示にチェックを入れ『OK』をクリックします。

レンダリングされない複雑な形状への対策 Edit

複雑なソリッド形状、複雑なNURBS曲面形状をOpenGLレンダリングしようとすると
・一部が欠けてレンダリングされる。
・強制終了されるなどの不具合が起こる場合がある。
【対策】
・OPENGL設定の詳細で〔低品位〕を選ぶ。
・ソリッド図形をNURBS曲面へ変換してみる。
・NURBS曲面図形があれば「補完点によるNURBS曲面を作成…」で表示されるダイアログのOKをクリックしてみる。
 このツールはVer11.5?からついたと思うので、それ以前のバージョンでは3D多角形へ変換してみるなどで解決出来るかも。 2006-09-15 (金) 16:54:23

アウトラインの取出しとシルエット表現 Edit

左図はVectorWorks12DXに付属の3DフィギアモデルをOPEN GLレンダリングしたもの。
真中はXVL_Studioで読込み陰線処理ラインデータ+アウトラインを取出したもの。
VW陰線処理レンダリングでも ラインデータは取出せるがアウトラインを取出すには編集が必要になる。
XVL_Studioでは閉じたアウトラインも取出せる。右図はそのアウトラインで線なし、塗りグレー20%でシルエット風表現したもの。
アウトライン以外の線分は削除か表示が可能。--らくらく研究生2006-10-23 (月) 16:54:23

その後の研究で3Dモデルから塗りのある2Dシンボルを簡単に軽く制作出来る事がわかりました。-- らくらく研究生 2006-10-26 (木) 21:44:23

Outline.png


添付ファイル: filerinkaku.png 642件 [詳細] filemesh figure.png 644件 [詳細] filebenz.png 699件 [詳細] fileRender-1.png 679件 [詳細] fileOutline.png 645件 [詳細]

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Last-modified: Mon, 26 Nov 2012 02:37:10 JST (4170d)